2015工場夜景クルーズタイトル

夜景観賞クルーズで北九州の工場夜景を堪能


前回の平尾台の記事から久しぶりの北九州の紹介記事です。その間、当サイトは小さなところから見えないところまで細かな仕様変更を繰り返してきました。そしてこの記事をアップした2015年7月から北九州市では夏のイベントが目白押しです!あまり間隔をあけずに新しい情報をアップできればと思っています。

東筑軒のイベントとしましては・・・ヤフオク!ドームでは野球の試合時にゲート付近などで東筑軒 のお弁当を販売していまので探してみて下さい。またお中元・お歳暮には東筑軒オンラインショップの「東筑軒のかしわうどん」をよろしくお願いします。

工業の街、北九州の夜

北九州市は鉄鋼の街として知らていますね。
特に洞海湾周辺には新日鐵などの工場群を見ることができます。そして夜にはこの工場がライトアップされて不思議な空間を生み出しています。近年話題になっているこうした工場への夜景ツアーがいくつかあるのですが、今回のリポートでは少し北に足をのばして船で海側から観光できる関門汽船(株)の「夜景観賞定期クルーズ」に参加してきました。

ライトアップされた工場を海上から

夜景観賞定期クルーズのクルーズ船Canon EOS 6D (32mm, f/4, 1/50 sec, ISO1250)

関門汽船で遊覧

出航場所はツアーにより小倉港と門司港の2か所あるのですが今回は門司港発のツアーに参加しました。(いずれも一週間前までの予約が必要です。)九州北端の門司港発で九州と本州に挟まれた関門海峡と工場の夜景を楽しめます。JR折尾駅から門司港駅まで40~50分ほどかかります。

関門汽船株式会社HP

門司港駅周辺は「門司港レトロ」と言い、レトロ調の街並みがオシャレな観光スポット。JR門司港駅もレトロな外観の駅舎が有名な観光スポットで重要文化財に指定されているのですが現在は補修工事中で、工事の様子を見学できるようになっています。また門司港は焼きカレーとバナナのたたき売り発祥の地として知られています。夏には両岸から打ち上げられる花火大会も有名です。昨年はあえて少し離れた皿倉山からこの花火を見た様子をレポートしようとしたのですが、皿倉山山頂が雲に覆われてほとんど見えなかったため記事にできませんでした。

そのJR門司港駅から北側へ歩いて3分ほどの場所に目的の港「マリンゲートもじ(下の画像)」があります。

マリンゲートもじCanon EOS 6D (24mm, f/11, 1/320 sec, ISO200)

18時20分、受け付けで予約時に伝えられた予約番号と名前を伝えるとチケットとパンフレットを受け取り受け付け終了です。受け付けは出航時間の15分前までに済ませましょう。予約人数が20名に満たない場合は欠航になるそうです。乗り込み開始の時間まで少し時間があるので少し周辺を散策して時間をつぶします。

乗り込む船の定員は90名、2階建てで2階はオープンデッキになっています。指定席ではありません。船内後方では軽食とお酒を販売していました。駅近くのコンビニで軽食を購入したのですが失敗してしまいました。
目の前には関門海峡が広がっているのですがすぐ向こう岸に本州の山口県下関市が見えるので大きな川を見ているようです。

夜景観賞定期クルーズのクルーズ船Canon EOS 6D (105mm, f/11, 1/100 sec, ISO100)

18時45分、船の後方から乗り込みます。観光客や撮影目的、カップルなど様々な乗客がいます。

夜景観賞定期クルーズの乗り込み風景Canon EOS 6D (24mm, f/5, 1/100 sec, ISO100)

下の画像が船2階のオープンデッキに移動してすぐのスナップです。曇り空ですが夕日がきれいな日でした。向こう岸には本州の山口県下関市の水族館「海響館」と遊園地「はい!からっと横丁」の観覧車が見えます。画像には写っていませんが右側には九州と本州をつなぐ吊り橋「関門橋」も見えます。

クルーズ船からのスナップショットCanon EOS 6D (105mm, f/5.6, 1/640 sec, ISO100)

関門橋~彦島の夕景

門司港~関門橋・壇ノ浦

乗り込みが済んだ19時、いよいよ約1時間30分の船旅に出発です。船の2階先頭に設置されているスピーカーからはナビゲーターの案内が始まりました。船の1階から話しているようです。

マリンゲートもじの桟橋Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)

まずは港から北東、本州と九州を結ぶ橋、関門橋へ向かいます。この日は6月下旬の暖かい日だったのですが海上は風が冷たく、また船のスピードが思った以上に早かったので一枚羽織るものを持ってくればよかったと後悔です。何組かのカップルは皆身を寄せ合っていました。下の画像は関門橋の下をくぐった直後の一枚です。ナビゲーターの方が源氏と平家最後の決戦で有名な壇ノ浦の歴史などを分かり易く説明してくれます。

関門橋と門司港Canon EOS 6D (28mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO160)

関門海峡の地下には車道と人道の別々のトンネルがあるのですが、人や原付「専用」の人道が海外からの観光客に人気でよく県境の線の上で記念撮影をしている姿を見ることができるそうです。

ここで船はUターンして進路を南西に変え、山口県下関沿岸を進みます。折り返して関門橋の西側すぐ目に入るのは壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を祀る赤間神宮(下の画像)です。

関門海峡から見た赤間神宮Canon EOS 6D (88mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO400)

本州・下関沿岸

さらに下関沿岸を南へ進むと下関市の観光名所「唐戸市場」と「海響館」、「はい!からっと横丁」、「海峡ゆめタワー」が見えてきます。門司港と下関一帯は観光スポットが集中しており、関門汽船などの連絡船を利用して短時間で行き来できるので一日観光を楽しめます。船の一日乗り放題のチケットも販売していましたので利用しない手はないですね。

下は唐戸市場。施設内には新鮮な魚介類を使用したにぎり寿司の店が並び、週末には観光客でにぎわいます。

山口県下関市「唐戸市場」では新鮮な魚介類を堪能できます。Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO400)

次の画像右の白い建物は水族館の海響館、観覧車がある左側が遊園地のはい!からっと横丁です。

水族館「海響館(白くて丸い建物)」と「はい!からっと横丁」の観覧車Canon EOS 6D (35mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400)

さらに南にある塔がランドマークの海峡ゆめタワー。展望室からは関門海峡を一望できます。ちょうど夕日が沈む時に撮影できました。唐戸市場から海峡ゆめタワーまでは歩いて移動できる距離にあります。

下関のランドマーク「海峡ゆめタワー」夜にはライトアップされますCanon EOS 6D (70mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO400)

彦島・三菱重工の下関造船所

いよいよ観光地を過ぎ、本命の工業地帯へ。本州下関の南端は彦島と呼ばれる大きな島。ナビゲーターの方がこの島に関する歴史を語ってくれます。三菱重工 下関造船所のドックとクレーンが見えてきます。振り返れば宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地、巌流島(正式名:船島)があったのですがクレーン群の撮影に夢中になって撮り忘れてしまいました。過去に巌流島に上陸したときの画像がありますので後日貼る予定です。

彦島にある三菱重工下関造船所Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO400)

乗船客もスマートフォンなどでしきりに撮影しています。最近は様々な機材が発売されて撮影スタイルも多様化しましたね。

造船所を撮影する乗客Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO400)

下の画像は彦島の南側の石切り場。そろそろ小倉の工場は近いのですが・・・まだ夕焼け空です。

20150627019Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO400)

小倉~門司港の夜景

小倉地区・八幡製鐵所の北九州アイアンツリー

彦島を離れると前方南側に八幡製鐵所が見えてきました。19時30分すぎごろから陽が落ち始め、辺りは一気に暗くなってきます。

関門海峡から見た小倉地区、八幡製鐵所Canon EOS 6D (24mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO400)

下は上の画像左側をズームして撮影したものです。

関門海峡から見た小倉地区、八幡製鐵所2Canon EOS 6D (105mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO400)

20時前にはあっという間に夜空になりました。近年は手持ち撮影でも下のような月を撮影できるいい時代になりましたね。鉄鋼業もですがカメラも日本が世界に誇れる技術の一つです。

関門海峡から見た薄雲のかかる月。EXIF情報は画像編集の際に誤って削除していることに気付きませんでした。

話がそれましたが、クルーズ船は八幡製鐵所に近づきます。画像左の高い煙突は一般公募で「北九州アイアンツリー」と名付けられ、夜はライトアップしているそうです。

八幡製鉄所の夜景1Canon EOS 6D (50mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO1600)

紫や緑、青色にライトの色が変化しています。煙突の煙もライトに照らされています。昔は製鐵所の煙突から出る煙は有害で「七色の煙」と呼ばれ、工業排水で死の海と化していたのですが北九州市と企業、市民の取り組みにより、おいしい魚が獲れ公害の無い都市に生まれ変わりました。

下のは少し分かりづらいのですがライトの色が刻々と変わっていく様子を撮影したものです。

紫にライトアップされた「北九州アイアンツリー」Canon EOS 6D (50mm, f/4.5, 1/50 sec, ISO1600)

グリーンにライトアップされた「北九州アイアンツリー」Canon EOS 6D (50mm, f/4.5, 1/50 sec, ISO1600)

ブルーにライトアップされた「北九州アイアンツリー」Canon EOS 6D (50mm, f/4.5, 1/25 sec, ISO1600)

紫にライトアップされた「北九州アイアンツリー」2Canon EOS 6D (93mm, f/5, 1/25 sec, ISO3200)

20時10分過ぎ、ゆっくり遊覧した後は船を反転し門司港へ向かいます。目の前には関門橋を中心に門司港と下関の街並みが関門海峡の上に浮かんでいます。

船越しに見る関門海峡に浮かぶ下関と門司港の街灯りCanon EOS 6D (24mm, f/4.5, 1/20 sec, ISO5000)

クルーズ船は速度を上げます。

ライトアップされた関門橋Canon EOS 6D (105mm, f/4.5, 1/20 sec, ISO5000)

下関と門司の街並みがライトアップされていてとてもきれいです。ナビゲートの方がジョークを言うと船内が笑顔に包まれます。和やかな雰囲気で観光できます。行きに夕日に照らされていた海響館、唐戸市場、観覧車がライトアップされています。

ライトアップされた観覧車、海響館、唐戸市場Canon EOS 6D (105mm, f/5, 1/30 sec, ISO5000)

門司側は落ち着いた雰囲気でレトロな街が浮かび上がっています。下の右に移っている建物は「海峡ドラマシップ」と言って関門海峡の歴史などを面白く知ることができる屋内型の観光施設です。

関門海峡の歴史を紹介する海峡ドラマシップCanon EOS 6D (105mm, f/5, 1/50 sec, ISO5000)

そして20時30分、あっという間に約1時間半のクルーズを終えて港に到着します。余裕があればお船内の売店でお酒を購入しようと思っていたのですが次々と撮影スポットが現れて、購入する余裕がありませんでした。楽しい時間は短く感じます。ナビゲートの方の挨拶が終わると拍手が起こりました。小型船で結構揺れたのですが夜風にあたっていると船酔いもしませんでした。

夜のマリンゲートもじ桟橋Canon EOS 6D (67mm, f/5, 1/100 sec, ISO5000)

こんなクルーズも楽しめます

今回の記事や下で紹介しているクルーズ以外にも色々なプランが用意されています。詳しくは関門汽船へお問い合わせください。

関門汽船株式会社HP

いざ!武蔵と小次郎の決闘の地へ、巌流島連絡船

門司港と下関港のどちらからも向かうことができます。

巌流島ツアー。いざ!巌流島!!Canon EOS 6D (105mm, f/5, 1/250 sec, ISO100)

関門汽船株式会社 巌流島連絡船

船上からほろ酔い気分で、ビアクルーズ

期間限定でビール飲み放題(おつまみ付き)がセットになったクルーズも予定されているようです。持ち込みも可能みたいですのでご利用の際はぜひ東筑軒のかしわめしをよろしくお願いします。

関門汽船株式会社 ビアクルーズ

最後に

相変わらずのグダグダな記事でしたが、少しでも北九州へお出かけしてみたくなっていただければ嬉しく思います。

価格が手ごろな上に内容盛りだくさんでとても楽しいクルーズでした。夜の海風は少し寒かったので上着を一枚用意することをおすすめします。予約は電話の他にネットからも簡単にできますよ。

観光客が多かったのですがカップルや一人で参加している方も結構いて、とても気軽に参加できる雰囲気でしたので、この夏はビアクルーズや小倉港から出発するコースにも参加しようと計画しています。

Twitter @kanmonkisen

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